Wixの評判・レビュー
8.6選択肢の多さと手軽さを両立したいなら、最も無難な選択。スピードと引き換えに、サイトをよそへ移せる自由は手放すことになります。
| 使いやすさ | 9.2 | |
|---|---|---|
| デザイン | 8.8 | |
| 柔軟性 | 8.0 | |
| コストパフォーマンス | 8.4 | |
| サポート | 8.6 |
良い点
- ホームページ作成サービスの中で最大のテンプレート数
- エディターで要素を本当に好きな位置に置ける
- アプリマーケットでほぼどんな機能も追加できる
気になる点
- 公開後はテンプレートを変更できない
- サイトはWixのサーバーから移せない
Wixは、デザインツールを覚えずにちゃんとしたサイトを作りたい人の多くが最終的にたどり着くサイト作成ツールです。2,000種類以上のテンプレートから選ぶか、AIにサイトの内容を説明して、あとは見た目が整うまで要素をドラッグで動かします。エディタは本当に自由で、要素は決められた枠ではなく、置いた場所にそのまま配置されます。
この自由には条件が2つあります。サイトを作った時点でテンプレートの選択は確定し、サイトはずっとWix上に置かれます。最初に慎重に選べばどちらも問題になりませんが、そうでなければどちらも痛手になります。
テンプレートは本気で選ぶ
多くの人がつまずくのがこのWixのルールです。Wixのヘルプセンターもはっきりと、既存のサイトを別のテンプレートに切り替えることはできないと述べています。気が変わったら、新しいテンプレートから新しいサイトを作り、ページや要素のコピー、メディアマネージャーからのファイルの取り込み、プランとドメインの移行をすべて手作業で行うことになります。
Wix Blogやビジネス用メールのように移せる機能もあれば、移せない機能もあります。だからこそ、選ぶのにもう1時間かけてください。ノートパソコンだけでなくスマートフォンでもテンプレートを確認し、必要なページの種類がそろっているかを確かめ、見栄えの大半を担っているデモ写真には惑わされないようにしましょう。
エディタと、その手前にあるAI
説明文から始めてWixのAIに最初のたたき台を作らせ、細部はドラッグ&ドロップのエディタで仕上げることができます。AIは白紙の状態から抜け出すのに便利です。本当の作業はエディタで行い、ここでWixは評判どおりの力を発揮します。すべての要素を自由に配置でき、グリッドに縛られることはありません。
この自由さは、モバイルでのWixの最大の弱点でもあります。要素は積み重ねられるのではなく配置されるため、モバイル版は別に整える必要が出ることがあります。公開前にすべてのページをスマートフォンで確認しておきましょう。
Wixでの販売
Core、Business、Business Eliteはいずれも決済を受け付け、基本・標準・高度と段階的にEC機能が充実していきます。ビジネスサイトに小さなショップを併設するなら、CoreかBusinessで十分です。販売そのものが事業の中心なら、プラン料金ではなく、在庫管理、配送、マーケットプレイス連携など必要な機能ごとにWixとShopifyを比べましょう。
共同編集者とストレージ
チームで運営する場合に効いてくる、目立たない違いもあります。サイトの共同編集者はLightで2人、Coreで5人、Businessで10人、Business Eliteで100人まで。ストレージはLightの2GBからCoreの50GB、Businessの100GB、Business Eliteの無制限までで、動画や大きな画像ギャラリーを載せるなら重要になります。
料金
月額 $17〜 · Wixの料金
向いている人
コードを書かずに見た目をできるだけ細かく決めたい、小規模ビジネスや個人のサイトで、ほかの場所で作り直す可能性が低いもの。テンプレートの数はここで紹介する中で最多なので、どんな業種でもたいてい近い出発点が見つかります。
向いていない人
あとで移行するつもりの人や、多くのページに一貫したデザインルールを適用したい人。自由なエディタは規模が大きくなると統一感を保つ妨げになり、書き出しの手段もありません。
知っておきたい制限
- 公開後にテンプレートを差し替えることはできず、作り直すしかない
- サイトは書き出せないため、乗り換えは作り直しを意味する
- モバイル版のレイアウトは別に編集するため、PC版とずれることがある
- コード中心のツールよりページが重く、表示速度に影響する
よくある質問
公開後にWixのテンプレートを変更できますか?
できません。Wixは公開時にサイトとテンプレートを結びつけるため、変更するには新しいテンプレートでページを作り直す必要があります。後悔する人が最も多い制約なので、最初に慎重に選びましょう。
Wixのサイトを書き出せますか?
動くサイトとしては書き出せません。テキストのコピーや画像のダウンロードはできますが、レイアウト、構造、機能はWixに残ります。プラットフォーム選びは長期的な決断と考えてください。
無料プランはビジネスで使えますか?
お試しなら使えます。本格的なビジネスには向きません。Wixのサブドメインとロゴが表示され、どちらもお客様から見て信頼感に欠けます。現実的な最低ラインはLightプランです。
WixはSEOに弱いですか?
それ自体が弱いわけではありません。タイトル、説明文、canonicalタグ、リダイレクト、構造化データはすべて設定できます。実際のリスクは、自由なレイアウトによるページの重さで、プラットフォームの制約よりもこちらのほうがCore Web Vitalsに影響します。
まとめ
Wixは、デザインツールを覚えずに見栄えのよいサイトを早く作りたい人にとって、最も無難な汎用サイト作成ツールです。決済が必要ならCore、本当に不要ならLightを選び、あとから変更できないテンプレート選びにはしっかり時間をかけましょう。
いずれ自分のサーバーにサイトを移したいとわかっている場合や、自由さより統一感を強制するデザインルールがほしい場合は、別のツールを選んでください。
出典
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